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縫製工場(バッグ・雑貨専門)【工場紹介シリーズ】

投稿日:2022.01.12更新日:2023.09.29

縫製雑貨製造についての特集ページはこちら

昔の日本では盛んだった縫製業界はここ30年で80%以上減少しているのはご存じでしょうか?
ほとんどの企業は安価を求め、海外へ流出していきました。

しかしコストは安価なものの、完全に海外工場に任せてしまって大失敗を起こすケースも少なくありません。

安価なものを求めるリスク

安価を求めすぎた結果、仕様がぐちゃぐちゃ、パーツが付いていない、縫製がガタガタ、ほつれだらけ、けれども完全日本資本の海外工場に委託してもそこまで安くなく、日本に商品を持ってくる関税や運賃等でそこそこの価格になります。

如何に日本のノウハウが入った現地工場と取引するかが一番のポイントとなります。
そこで今回、ケイティパック海外事業の管理下である縫製工場についてご紹介いたします。

ケイティパックの縫製工場の紹介

工場の場所は、中国広東省の汕尾市にございます。ここの工場では基本加工のみをしてもらいます。
詳しく話すと、材料・部品などの調達はすべて弊社で行います。

結局全て任せてしまうと、いかに安い材料を使って利益率を上げるかと考えるのが人間の本心です。
ここで安価な材料を求めすぎて品質が落ちるのを防いでいます。

さらに商品に関わる物流、通関業務など加工以外の業務を全てケイティパックが行うことで価格の透明化が可能となっています。

縫製設備や管理の品質を保つために

縫製設備は各材質に対応できるよう、堅い材質、分厚い材質、伸びる材質までも縫える専用ミシンを常備しています。

また、折れ針管理も徹底しており、折れた針は回収し、まっすぐ台帳の上に復元し、紛失パーツがないか確認致します。

台帳には、日付、状況、縫製担当の名前を記し、上記工程を経て新しい針を管理者が縫製担当者にお渡しします。
万が一がないよう、徹底して管理しております。

商品見本一覧

この縫製工場では様々な商品が生産可能です。

素材例

  • ネオプレーン
  • PU
  • ジャージー
  • 不織布ニット
  • 生地
  • etc

加工

  • シルク印刷
  • 防水加工
  • プリント
  • 刺繍

安心の国内で検品、検針、包装(パッケージ)

完成した商品は日本へ輸出し、弊社国内事業部で荷受け、検品、梱包、出荷まで請負います。
いくら管理している工場でも製品の不具合は必ずどこかで出てきます。

それをケイティパック国内事業部にて、再度検品いたします。
同時に、パッケージ梱包、説明書封入、JANシール貼りなども依頼可能です。

もちろん梱包に必要な資材も弊社でご用意可能ですし、お客様からの支給でも構いません。

お気軽にご相談ください

ケイティパックでは、商品生産加工から梱包・検品、出荷まで、一貫してお任せいただけます。
ぜひ一度、ご相談ください。

下記項目をご入力いただき、「確認ボタン」を押してください。
※万が一、担当者から折り返しの連絡がない場合は、
サーバーのトラブルなどでメールが届いていない可能性がございます。
その際は、お手数ですがお電話にてご連絡いただけますと幸いです。072-254-8646

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OEM製造を委託するメリット・デメリット

OEMとは、original equipment manufacturerの略で、ある企業が他の企業のために部品や製品を製造するプロセスのことを指します。

最近では、このOEMが様々なところで普及しています。
今回は、OEMに関して、お客様が委託するメリット・デメリットをご紹介いたします。

OEM製造のメリット

資本が少なくても自社オリジナルブランドを作れる

OEM製造をすることで、自社で生産する必要がなくなり、その分費用が抑えられます。

例えば、ゼロから製造しようとなると場所、設備、人材などが必要となり、多額の出費が避けられません。

そうするとロットが少ない場合1個あたりの単価が合わなくなります。

しかし、すでに場所、設備、人材を保有している工場に製造を委託すれば安価に製造することができます。

さらに、製造には注力しなくて良い分、次の商品企画やPR、販売に集中することが可能になります。

在庫を抱えるリスクが少ない

単価は上がるかもしれませんが小ロットでの注文ができるため、大量の在庫を抱えなくて良い点です。

物販で一番怖いことは製品が売れなくなって在庫を抱えてしまうことです。
在庫を抱えることで保管スペースも必要になり、その分の費用も発生し、非効率です。

ですから、最初の市場の様子も見るためにはOEMでの製造が最適です。

OEM製造のデメリット

簡単につくれるため、真似・コピーをされる可能性がある

仮に作った製品が大量に売れたとなると、周りはそれに乗っかるように同じようなものを作ってきます。

技術面は自社にあるわけではないので、どうしようもできません。
防ぐ方法としては先に商標登録などをして対策をしましょう。


ここまではOEM委託に関するメリット・デメリットをご紹介してきました。
では、「OEM委託するといっても、モノの値段がどんどん上がって価格が読みにくく、手を出せない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ここからは、最近の製造業のお話しを少ししたいと思います。

近年の製造業


実は、材料費が上がっているのではなく、人件費の高騰が一番の原因なのです。

同じ価格の材料であっても、どこで誰が加工するかによって製品単価は大きく変わってきます。
材料費も昔と比べれば上がっているのかもしれませんが、微々たるものです。

具体的な原価の差

例えば、1時間に1個しか作れない製品があるとします。材料費は1個当たり300円です。

アメリカで作った場合

アメリカの平均時給は4000円です。
単純計算して時給4000円で1時間に1個作れば最低でも原価は4300円になります。

日本で作った場合

平均時給1000円で1時間/1個製造+材料費300円=原価1300円です。

中国で作った場合

中国の平均時給は350円です。
平均時給350円で1時間/1個製造+材料費300円=原価650円です。

このように、全く同じものを作るのに人件費だけでここまで差が開きます。

中国から東南アジアへ移行、しかし現状は…

現在、大手メーカーは中国の人件費でさえ高く感じてきており更なる安価を求め東南アジアへ移行しています。

ちなみにベトナムの平均時給は130円です。
日本で作る場合は、ハイブランド向け製品が多く、職人さんがひとつずつ丁寧に作るタイプで、高単価・小ロットというイメージです。

しかし東南アジアで安価で作れるからといっても、品質が悪いと本末転倒です。

日本の製造業界は年々衰退しておりますが、製造プロセスやノウハウは世界レベルだと感じております。

こういった近年の製造業界の状況を把握しつつ、ケイティパックは長年培った製造ノウハウを中国の工場に導入することで、製品単価を抑えつつ高品質な製品を作っております。

ケイティパックの強み

  • 中間業者を挟んでいないので、無駄な費用も時間も削減できる!
  • 徹底した生産フローでミスを徹底的に無くす

大阪堺市に位置する会社ですが、全国対応いたします。
長年培った知識と経験を活かし、御社の大きな利益を追求いたします。

費用を抑えて高品質なOEM商品を作りたいとお考えでしたら、ぜひ弊社にお任せください!

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