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縫製雑貨の生地について【工場紹介シリーズ】

投稿日:2023.11.22更新日:2023.12.11

大阪を拠点に国内、国外にて工場を運営しております、ケイティパックです。

このブログでも何度かお伝えしてきたように、ケイティパックは中国に縫製雑貨OEM工場がございます

そんなケイティパックですが、今回は縫製に扱う生地についてのご紹介をしたいと思います。

生地の種類と特徴について

コットン

コットンとは、綿花(ワタ)の種子からとれる天然繊維のことです。
正確には、ワタの実を守る種子毛(しゅしもう)のことです。

コットンの歴史は長く、約8000年前にメキシコで始まったとされています。
日本には平安時代に中国からもたらされました。
インドや中国、アメリカで栽培が盛んですが、日本国内ではほとんど栽培されていません。

特徴としては、吸水性や通気性に大変優れて肌触りが良い点です。
また、耐火性が強いのも特徴です。

シワが入りやいという性質もあります。

ポリエステル

ポリエステルは石油に含まれる「キレシン」という物質と他の化学物質を合成させてできる合成繊維です。

ポリエステルの原料は石油や天然ガスから手に入りやすいため、比較的に簡単に作ることが可能です。他の合成繊維よりも価格が安く、コストを下げることができます。

薄く軽く、丈夫で速乾性があります。
熱には強いですが、火には弱い性質です。
静電気を発生しやすく、冬に扱う商品は気を遣う必要があるかもしれません。

ナイロン

ナイロンとは、主に石油を原料とするポリアミドという合成樹脂から作られる繊維です。
なめらかな肌触りが特徴で、シルクに代わるものとして女性用のストッキングの商品化を目的に生まれました。

吸湿性が低く、熱に弱い性質です。
摩擦に強く、発色性に優れています。

PU(ポリウレタン樹脂)

いわゆるフェイクレザーと呼ばれているものです。
布地の表面にポリウレタン樹脂を塗布し、質感を天然皮革に似せた合成皮革です。

ソファーや車のシートなどによく使われており、撥水性弾力性と柔軟性が高いのが特徴です。

使用しなくとも時間の経過と共に劣化するというデメリットがありますが、安価であることから、天然皮革に代わり身の回りの様々なものに使われています。

不織布(ふしょくふ)

不織布とはその名の通り、織っていない布のことをいいます。

繊維を一定方向もしくはランダムに重ねて絡み合わせ、接着剤や熱で結合しシート状にします。
通気性、 吸水性に優れ、保湿性も高いことが特徴です。

不織布を作る際に、厚みや密度を変えられ、素材を組み合わせることができます。
天然繊維である羊毛(いわゆるフェルト)や化学繊維のものなど、様々な素材で作ることができます。

マスクなどの医療用品や、農業用品や建築用品など、様々な分野で活用されています。

フェルト

上記でも書いたようにフェルトは不織布の一つです。
羊やラクダの毛を圧縮してシート上にした生地です。
化繊で作られたものもあります。

保温性や耐熱性、防音性に優れており、カーペットやピアノに使われています。
柔らかい素材でと見た目の暖かさから、衣料品にも使われています。

ネオプレーン

あまり聞きなれないかもしれませんが、ネオプレーンは合成ゴム素材の1つで、耐熱性や耐寒性、伸縮性やクッション性に優れた生地です。

ウェットスーツなどに使われています。
最近では、バッグ、ポーチなどにも使われれいます。

メッシュ

メッシュ生地とは、網目状の生地のことです。
無数の穴がある見た目からもわかるように、通気性に優れています。

放熱し汗を逃すので、スポーツウェアなどの素材として使われています。

ナイロン製やポリエステル製のものなど、様々な素材のものがあります。

縫製雑貨の制作をお考えの方へ

ケイティパックで扱う生地は上記でご紹介した以外にも、たくさんの種類をご用意しております。
また生地のみのご購入も可能です(ロール納品)。

バッグやポーチ、エプロンやカバーなど、ありとあらゆる製品の縫製加工を承っております。

ミシンで縫えるモノでしたら、どんなモノにでも製品化可能です。
詳しくはコチラのページにてご紹介をしております。

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